年賀状での結婚報告をする時のマナーは?
年賀状を出すついでに「結婚しました」と結婚報告をするのはアリなんでしょうか?
「新年祝いと結婚というダブルの祝い事だから一緒にしちゃっていい!」なのか
「別々の祝い事なんだから別々に報告すべき」なのか
マナーとして気になるところですよね。
そこで、年賀状での結婚報告をする時のマナーを調べてみました!
年賀状での結婚報告はしてもいい!
年賀状での結婚報告はしてもOKです。
年賀状は年賀状で、結婚報告は結婚報告で別々にしても構いませんが、
年賀状のついでに結婚報告をしてしまってもマナー違反ではありません。
お返しのことを考えるなら、
受け取る側は年賀状のお返しと結婚報告のお祝いを別々にしなければならなくなるので
年賀状と結婚報告を一緒にして一回でまとめてしまった方が楽ではあります。
こちらとしても、別々で用意するのは面倒ですし、一緒にしてしまいましょう!
ただし、注意点がいくつかあります。
注意点を述べていきますので、しっかり守って失礼にならないようにしましょう。
年賀状での結婚報告をする時の注意点
注意点その① 報告する範囲は親族+友人まで!
結婚報告をする範囲は親族と友人までにとどめておきましょう。
結婚というめでたいことは仕事の上司や同僚にも広く伝えておきたいのですが、
年賀状と兼ねてしまうと「ついでか?」と思われて失礼にあたってしまいます。
変な誤解をされないためにも、年賀状は年賀状で、結婚報告は結婚報告で別々にしましょう!
注意点その② 年賀状と結婚報告を兼ねていいのは入籍3ヶ月以内!
マナーとして、結婚報告は新居のお知らせを兼ねて入籍1~2ヶ月以内に出すものです。
なので年賀状と結婚報告を兼ねる場合、これにならわなければいけません。
つまり、10月以降の入籍であれば年賀状と兼ねてよく、10月以前であるなら一緒にせずに別々で出しましょう。
郵便局の転送届の受付期間もちょうど3ヶ月くらいです。
転送届が有効である間は旧住所でも新居に届きますが、それ以降となると宛先人不在で返送されてしまいます。
せっかく年賀状を出したのに、手元に返ってきてしまっては残念な気持ちになります。
そういった事態を避けるためにも、10月以前の入籍の場合、年賀状と結婚報告は別々にして
結婚報告と新居の住所を相手に伝えておきましょう。
注意点その② 結婚報告をする年賀状は写真入りがベスト
イラスト入りの年賀状に「結婚しました」と一言添えるより、
夫婦並んだ写真入りの年賀状にするのがマナーです。
どうしても間に合わなくて、通常のイラスト入りの年賀はがきしかなかった場合は話が別ですが、
結婚報告を兼ねる場合は写真入りのもののほうがベストです。
年賀状に入れる写真は、新婚旅行の写真や結婚式でのツーショット写真などがよいでしょう。
結婚式でのツーショットの場合は写真屋さんにスタジオで撮ってもらったものがあるはずですので、
その写真データやフィルムをもらって年賀状を作りましょう。
「籍は入れたけど結婚式は挙げない」「式は年明けにやる予定」ということで
結婚式や新婚旅行をまだやってなくて写真がない場合は
自分たちで撮ったデジカメ写真を使ってもOKです。
できるだけキレイに撮った写真を使いましょうね!
まとめ
- ・年賀状と結婚報告は兼ねてもマナー違反にはならない
- ・ただし、入籍3ヶ月以内に元日がくる時のみ。10月以前の入籍なら年賀状と結婚報告は別にする!
- ・報告する範囲は親族+友人まで。仕事先の上司や同僚は別々にしておくのがマナー
- ・結婚報告をする年賀状は写真入りがベスト