年賀状のサイズはいくつ?オリジナルはがきを作る前にチェック!

 

年賀状や暑中見舞い、寒中見舞いなど、季節の挨拶としてはがきを出しますよね。
お店ですでにデザインされていて、あとは表面に住所と宛先を書くだけのものもありますが、
凝る人はパソコンで自分でオリジナルデザインを作るんですよね。

 

でも、いざ作ろうとした時、
「はがきのサイズっていくつだっけ?」とわからなくなるんですよね。
適当なサイズで作ると変な余白ができたり、はみ出してしまったり……。
最近ははがき作成ソフト側でサイズのテンプレートを用意してくれていたりもするのですが、
古いソフトだと自分で設定しなければならなかったりします。

 

困らないためにも、はがきのサイズをまとめました!

 

はがきのサイズは14.8×10センチ!

 

 

はがきのサイズは、縦14.8センチ、横10センチです。

 

自分ではがきのサイズのポストカードなどを作る場合、
このサイズを参考にしてみてください。

 

郵便局では、縦14センチ~15.4センチ、横9センチ~10.7センチまでをはがきとして扱います。
サイズの他にも重さでも規定があり、2~6グラムまでと設定されています。

 

サイズが合っていてもこの重さにおさまっていないと
第一種郵便物として扱われ、料金が追加で発生してしまいます。
はがきの郵便料金は52円ですが、第一種郵便物になると84円もかかってしまいます。

 

ちょっと凝ろうとして自作の切り絵や大量のシールを貼ったりすると
規定の重さを超過してしまいますので注意しましょう。

 

はがきのピクセル数は?

 

でも、センチでのサイズはいいとして、
パソコンで作る場合、センチではなくピクセルで入力しないといけませんよね。

 

一般的に、はがきくらいの印刷物でしたら解像度は300dpiか350dpiくらいが適切です。
ピクセル数に直すと、300dpiは縦1748px、横1181px、
350dpiの場合は縦1378px、横2039pxです。

 

もしはがきの上半分に写真、下半分は空白にして印刷後にメッセージを手書きするというような場合は、
写真のサイズは300dpiで縦1181px、横874px
350dpiで縦1378px横1020pxにするとキレイに半分だけ写真になります。

 

印刷所やプリントサービスで注文する場合のポイント

 

 

印刷所やプリントサービスでオリジナルデザインのはがきを注文する場合、
データの納品が必要になります。

 

この時、はがきサイズぴったりだと四隅に変な余白ができる可能性があります。
なので、画像サイズをはがきサイズよりもちょっとだけ大きくして余白を生まないようにしましょう。
カットを見込むなら、縦1748px、横1228pxの設定で作るといいでしょう。

 

四隅は切れやすいので、画像や文字はやや内寄りに配置するといいです。
あまり隅すぎると窮屈な感じを与えてしまいます。
レイアウトは余裕をもって配置しましょう。

 

フォントサイズは10~12くらいがおすすめです。
あまり文字や絵の線が細すぎると印刷で潰れてしまったりするので気をつけましょう。
書体によってはフォントサイズが10でも読みにくくなってしまうので、
使うフォントは線が細すぎず、太すぎないものを選ぶといいです。

 

画像の形式はPNGよりも、JPEGの方がおすすめです。

 

詳しくは、自分が使うプリントサービスの規定などを参照してくださいね!

 

まとめ

 

  • ・はがきのサイズは14.8×10センチ
  • ・ピクセル数は、300dpiなら縦1748px、横1181px、350dpiの場合は縦1378px、横2039px
  • ・印刷所などで注文する場合、四隅が切れるので縦1748px、横1228pxの設定で作る