年賀状の文例をチェック!先生宛の書き方のポイントを解説!

 

お世話になっている先生へ年賀状を送ろうと思って、
いざ文面に困ったことはありませんか?

 

「あけましておめでとうございます」はいいとして、
後の文章をどう書けばいいのか……。

 

そこで、先生あての年賀状の書き方のポイントをまとめました!

 

年賀状を送る時のポイント

ポイントその① 年賀状の送り先は学校? 自宅?

年賀状の送り先は学校でOKです。

 

個人情報やプライバシーの観点から、先生の自宅の住所を公開していないところもありますし、
生徒が直接聞いても答えないというパターンが多いようです。

 

「ぜひうちに送って!」と住所を教えてくれたのならそちらでよいですが、
教えてもらえなかった場合、年賀状の宛先は学校の住所にしましょう。
無理やり住所を聞き出そうとはしないでくださいね。

 

元日は学校も閉まっていますし、先生が年賀状を見るのは初出勤日になりますが、
きちんと先生ごとに振り分けられて配られるので
心配しなくても先生にちゃんと届きますよ。

ポイントその② 宛名は「様」? 「先生」?

宛名は「〇〇先生」がよいです。

 

ただし、保護者から教師へと出す場合は「様」のほうがよいでしょう。
「〇〇先生」とつけるのは、生徒から教師の場合や、
教授や医師など「先生」と呼ばれる立場である相手の時になります。

 

「〇年〇組」などのクラス名は書かなくても大丈夫です。
書くとするなら、宛先の「〇〇校」の下に書き添えるくらいでOKです。
「〇〇県〇〇市(中略)〇〇校 〇年〇組担任 〇〇先生」という宛先になります。

先生あての年賀状の文例をチェック!

気をつけたいポイントその① 避けるべきワードは使わない

受験生に「落ちる」や「滑る」といった言葉がNGであるのと同じように、
新年の挨拶にも避けるべきワードがあります。

 

つい「去年」と書いてしまいたくなりますが、「去」という字はNGです。
「去年」ではなく「前年」「旧年」というようにしましょう。

 

「枯れる」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「滅びる」など、
マイナスの意味やネガティブな意味の漢字を使うのもよくありません。
これらの言葉を使うようなワードは避けましょう。

気をつけたいポイントその② 言葉の重複に気をつける

年賀状の締めには「令和2年1月1日」「令和2年元旦」というように、日付を書くことがあります。
ここの部分の書き方も要チェックです。

 

「元旦」というのは「1月1日の朝」という意味ですので、
「令和2年1月元旦」なんて書いたら「令和2年1月の1月1日の朝」と頓珍漢な文章になってしまいます。
「令和2年元旦」もしくは「令和2年1月1日」というようにしましょう。

 

また、「元旦」と「元日」の違いにも気をつけましょう。
「元旦」は「1月1日の朝」、「元日」は「1月1日」を意味します。

 

年賀状を出すのが遅れてしまい、
とっくに1月1日を過ぎて三賀日に年賀状が届いているのに
「元日」なんて書いてあったらとんでもないことです。

気をつけたいポイントその③ 賀詞を使い分ける!

賀詞とは、お祝いの言葉のことです。
年賀状の賀詞は「謹賀新年」や「迎春」「あけましておめでとうございます」などですね。

 

この賀詞ですが、送る相手が目上か目下かなどで細かく違ってきます。
先生へと送る場合、相手は目上ですので賀詞は「謹賀新年」と書きましょう。

 

「迎春」や「初春」など2文字の賀詞は目下の相手へと送る年賀状の賀詞です。
間違っても使わないように気をつけましょう。
「Happy New Year」も目上の相手へ送るにはフランクすぎるので、
よっぽど親しくない限りは使わないようにしましょう。

まとめ

  • 年賀状の宛先は学校で!
  • 生徒から教師へ送る場合、宛名は「〇〇先生」。保護者から教師へ送る場合は「様」
  • マイナスやネガティブな意味の漢字は使わない
  • 言葉の重複や賀詞に気をつける!